ニュース

2024/10/01

車の購入時には第三者保証へのご加入もご検討ください ~自社保証と第三者保証について~

日頃より、当ホームページをご覧いただきありがとうございます。
季節は秋となり、スポーツの秋、ドライブの秋・・・楽しみの多い季節ですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。マイカーでのドライブの計画や、中にはお車の買い替えを検討されている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今月は中古車購入時に気になる保証について、特に消費者の方には違いが分かりにくい「自社保証」と「第三者保証」に関してご説明したいと思います。

【新車保証と中古車保証】
自動車保証には、大きく分けて新車保証と中古車保証があります。
まず、新車を購入した際にメーカーが提供している「新車保証(メーカー保証)」があります。新車保証は、保証書に記載されている期間、適用条件はありますが故障発生時に無料でメーカーの修理が受けられる保証です。
一方、中古車を購入した場合は、一部新車保証の期間が残っている車両もありますが、多くの車両は新車保証期間が満了しておりメーカーの無料修理を受けることができません。そのため、購入後に安心してお車をご利用いただくためには、販売店や第三者の保証会社が提供する「中古車保証」をご検討いただくことになります。

【中古車保証】
中古車保証は、お車を購入される販売店が提供する「販売店自社保証」と第三者の保証会社が提供する「第三者保証」の2つに分かれます。

●販売店自社保証●
販売店独自で提供する保証となり、具体的な保証内容はそれぞれの販売店により異なります。
保証期間や内容、保証が適用される範囲等、販売店や購入されるお車により適用条件が相違するケースが多く、無償で保証範囲が狭いものや有償で保証範囲が広いもの等様々です。また、購入された販売店のみで対応する条件になっている場合もあります。

●第三者保証(外部保証)●
販売店と提携している保証会社(第三者)が提供する保証となります。一般的に有償の場合が多いですが、保証料金や内容が明確であり、不具合発生時は購入された販売店だけでなく保証会社に対応を任せる事ができますので安心です。また、全国各地の提携工場による無料修理対応が可能であり、遠方の販売店からのお車購入時や、旅行時の突発的な故障の際にも安心のサービスとなります。

【今後の安心のために】
自社保証の中には、適用条件が「納車後1,000Km又は1か月まで」や「対象範囲が狭く、故障頻度の高い部品が対象外」、「購入店舗のみでしか対応できない」等、万が一の故障発生時にサービスを受けられないケースがあります。その様な事態を避けたい場合には、販売店が保証会社と提携して提供する第三者保証へのご加入が安心です。
近年、第三者保証の取扱事業者は増加しており、提供するサービス(保証)内容も増加・多様化しています。
日本ワランティ協会では、第三者保証会社と第三者保証の提供にご賛同いただいている賛助会員の販売店と一緒に、消費者の皆さまの利益保護を第一に考え、皆さまが安心してカーライフを送ることができる「第三者保証」を推奨しています。
中古車をご購入される際には、日本ワランティ協会賛助会員の販売店でのご購入、及び第三者保証へのご加入をご検討ください。

ワランティ協会賛助会員一覧